桂 三金さん・・ココロより

１１月９日、４８歳の若さで脳幹出血のため天国へ旅立たれた落語家・桂三金さん

(本名・奥野武志＝おくのたけし）さん。

桂三金さんは以前ワタシの住んでいた処のご近所に住まれていたこともあり、

普段よくお会いすることもしばしば、ご挨拶を兼ねて落語好きだったワタシに

落語会や寄席のお話をさせて戴いたことが、昨日のことの様に想い出されます。

創作落語の巨匠桂文枝一門であり、古典落語は勿論のこと創作落語の数々、特に本名

奥野武志さんが登場する『奥野くんの〇〇』シリーズがとても大好きでした。

また、大きな体から繰り出されるダンスネタでも大笑いさせてもらうことも・・。

よく、寄席が終わった後でも、ワタシに声を掛けて下さり『今日の奥野くんの〇〇ネタどうでした？』

『またまた今日に懲りずにお越しください(笑)』・・っともうお会いすることがないと想うと寂しいです(悲)。

告別式では桂文枝師匠が、一門を代表して『おまえがおらんと寂しいねん。僕を師匠に選んでくれてありがとう。

２５年間めっちゃ楽しかった。向こうへ行って、寂しいからいうて誰も呼ぶなよ。最後に一つだけ言わしてくれ。

三金のアホ」と涙で言葉を詰まらせながらあいさつされました。

追悼：

桂三金さん、ワタシにも生の落語・舞台・寄席の面白さを教えて戴きありがとうございました。

ホント、周りの方々から愛されていた落語家桂三金さんに・・出会えたことにココロより感謝致します。

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